仕事場でのお茶の楽しみ方
生きていく中、生活する上で働かなければならないのですが、その合間にお茶を楽しむことがあります。それが自分の為に行うものなのか、会議や来客の為に淹れるかは変わってきますがそれぞれのお茶に意味があります。
それらの意味を理解し、どのようなお茶が良いかを判別していきましょう。
心と体・健康維持のお茶
会社で自発的に飲むお茶は気分転換だけではなく、体調を整えたり健康維持にも役立ってくれます。自分がどのような時にどのようなお茶を欲しているのか、飲み分けるようにしてみましょう。
リフレッシュに
長時間頭を使ったり気分転換を行いたい際には、爽やかな香りで脳を刺激するのが有効的です。なので熱湯で淹れたほうじ茶や茎茶、柑橘系のフレーバーティーなど香りが高いお茶を選ぶようにしましょう。
エネルギーチャージに
まだ頭が完全に働かない午前中や、前日の疲労が残っている場合は糖分をとってエネルギーを補充するのも効果的です。もちろんお茶だけだと糖分はほとんど含まれないので、お茶請けに甘い菓子を選んで、その甘さをひき立たせるために渋めの蒸し製玉緑茶や濃い目の抹茶を飲むようにしてください。
リラックスに
仕事が片付いたり、昼休憩などで気張っていた神経を休める時があります。
このような時は玉露や上級煎茶などのようにうま味の強いお茶が有効です。これらのお茶に含まれるテアニンという成分は気持ちをリラックスさせてくれるので、味覚だけでなく栄養素の面でも気持ちを落ち着かせてくれます。
また、ほうじ茶や甘いお茶などのようにほっとさせる甘い香りのお茶は疲れを癒してくれます。
水分補給に
仕事がしやすい環境作りとして多くの会社で空調が設備されておりますが、この空調によって乾燥した空気になってしまう場合も多く見られるのです。
そうなると肌荒れや血流の悪化へと繋がってしまう可能性もあるので、水分補給を行う必要があります。実際に目に見える症状が起こらない場合でも、30分に1回を目安に少しずつこまめな水分補給を行うようにしてください。
ただの水を飲むのもいいですが、薄い煎茶やほうじ茶、番茶などを飲むようにすればビタミン・ミネラルも同時に補給できます。
女性の為に
長時間の座り作業で血流が悪くなったり空調のせいで乾燥したりなど、様々な理由はありますが女性は元々冷え性になり易い体質になっています。
その冷え性を少しでも解消する為に、ほうじ茶や京番茶など、熱湯で淹れる暖色系・茶色系のお茶が女性には効果的です。
